Z評点の計算式は次の通りです。
Z評点={技術職員の数の点数(Z1)×0.8}
+{元請完成工事高の点数(Z2)×0.2}
元請完成工事高の評点は、直前2年または3年の平均完成工事高の額に応じた区分の算出式に当てはめて計算します。直前2年か3年の選択結果はX1(完成工事高)とZ2(元請工事高)の両方に適用されることがポイントです。
上記の算出式はちょっと複雑なので下記に早見表を用意しました。ご参考下さい。
早見表を見ていただくと一目瞭然ですが、元請平均完成工事高が増えるほど、評点は高くなります。元請ゼロでもP点換算で24点配されており、元請1,000万円までは100万円単位でP点が1~2点増えていきます。元請1億円までは1,000万円単位でP点が1~2点増えていきます。つまり、完成工事高が少ない中小企業では、元請工事を頑張れば飛躍的にP点が伸びていきます。
元請完成工事高評点(Z)が総合評定値(P)に占めるウエイトは5%です。
既述の通り、直前2年平均か直前3年平均かの選択は、X1(完成完成工事高)とセットになりますので、シュミレーションで総合評定値(P)の変化を確認します。
官公庁の元請工事を拡大するためにはこのホームページをしっかり読み込んでいただくことが重要です(笑)が、民間元請工事の受注拡大は最も難しい課題です。同業への営業が王道の下請工事とは考え方が異なります。ずばり活路は自社ホームページの作成です。ホームページの作成など難しいと考えられる方も多いと思いますが、こちらでチャレンジしてみてください。要はお客様の声や施工実績を写真や動画でどんどん発信してみてください。是非ご検討ください。