工事種類別完成工事高の記載例

項番 概要

許可番号と申請者名を記入して下さい。申請者名はゴム印でもかまいません。(押印は不要です。)

※この項目については、直前2~3年間に法人成りや決算期の変更ない一般的な記入例を紹介します。

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右の枠内には「審査対象事業年度」の期間を、左の枠内には右の枠内で記入した「審査対象事業年度」の期間の直前の審査対象事業年度の期間を記入して下さい。完成工事高は、2年平均か3年平均かを選択することができます。どちらを選択するかによって、2年平均であれば、「審査対象事業年度の前審査対象事業年度」の期間を、3年平均であれば、「審査対象事業年度の前審査対象事業年度」及び「審査対象事業年度の前々審査対象事業年度」の期間を記入して下さい。また、下段の「審査対象事業年度の前審査対象事業年度」及び「審査対象事業年度の前々審査対象事業年度」の枠内には、決算期間に対応した年月を記入して下さい。

完成工事高を2年平均にするか3年平均にするかによって、2年平均であれば「1」を、3年平均であれば「2」を記入して下さい。

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経営事項審査を受審する業種について、工事の種類を一つずつ記入して下さい。業種コードの欄には、記入した業種について次のコード表により該当する工事のコード番号を記入して下さい。

(※010と011、050と051、110と111はセットで記入して下さい。)

工事種類コード表

工事の種類 コード

土木一式工事

 

セット

 

010

プレストレストコンクリート構造物工事

011

建築一式工事

020

大工工事

030

左官工事

040

とび・土工・コンクリート工事

 

セット

 

050

法面処理工事

051

石工事

060

屋根工事

070 
電気工事  080
管工事 090

タイル・れんが・ブロック工事

100

鋼構造物工事

セット

110
鋼橋上部工事 111
鉄筋工事 120
舗装工事 130
しゅんせつ工事 140
板金工事 150
ガラス工事 160
塗装工事 170
防水工事 180
内装仕上工事 190
機械器具設置工事 200
絶絶縁工事 210
電気通信工事 220
造園工事 230
さく井工事 240
建具工事 250
水道施設工事 260
消防施設工事 270
清掃施設工事 280
解体工事 290
項番 概要

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記入した工事について、右枠の「完成工事高」欄には、審査対象事業年度に計上した完成工事高を千円単位(千円未満の端数切り捨て)で記入して下さい。この数値は直前3年の各事業年度における工事施工金額(様式第3号)に計上した値です。

右枠の「元請完成工事高」欄には審査対象事業年度に計上した元請として受注した完成工事高を千円単位(千円未満の端数切り捨て)で記入して下さい。(公共工事・民間工事を問わず元請として施工した工事)この数値は、直前3年の各事業年度における工事施工金額(様式第三号)に計上した値です。

左枠の「完成工事高」欄には、2年平均を選択した場合は「審査対象事業年度の前審査対象事業年度」の数字をそのまま記入し、3年平均を選択した場合は、「審査対象事業年度の前審査対象事業年度」と「審査対象事業年度の前々審査対象事業年度」の数字の合計を平均した数字を記入して下さい。下段の完成工事高計算表の欄は記入例を参考に記入して下さい。「元請完成工事高」の欄にも上記と同様の考え方で元請として受注した完成工事高を記入して下さい。下段も同様です。

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「その他工事」欄には、経営事項審査を受けない業種の工事の完成工事高及び元請完成工事高を記入して下さい。ただし、経営事項審査を受ける業種の工事であっても、次の工事は、その他工事として取り扱います。

  • JVの構成員である場合の当該JVからの下請工事
  • 契約書が無いなど、経営事項審査を受ける業種の工事であることが確認できないもの

※ 業務委託等の役務の提供については、完成工事高ではなく兼業売上にあたる場合があります。

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「合計」欄には、項番32及び33で計上した工事の完成工事高及び元請完成工事高の合計を記入して下さい。ただし、項番32に記入した完成工事高及び元請完成工事高のうち、業種コード「011」(プレストレストコンクリート構造物)、「051」(法面処理工事)及び「111」(鋼橋上部工事)に係る完成工事高及び元請完成工事高については、合計に含みません。なお、審査対象事業年度の完成工事高の合計の数値は、変更届出書(事業年度終了)に添付する財務諸表の損益計算書に記載されている完成工事高の数値と一致します。

契約後VEに係る完成工事高の評価の特例の有無について、該当する項目を〇印をつけてください。契約後VEに係る工事の完成工事高については、契約後VEによる減額変更前の契約額で計上できます。この場合は、契約後VEによる契約額の減額が証明できる書類を提出する必要があります。

完成工事高計上にあたっての注意

1.記入する必要があるのは経営事項審査を受審する業種だけです。経営事項審査を受審しない業種については、その他工事に計上して下さい。前年度に受審して、今年度は受審しない業種の完成工事高についても、すべてその他工事に合算して計上して下さい。

2.一式工事以外の許可がある業種について、審査を受けなければ、下表の矢印の方向にのみ当該業種の完成工事高を、その内容に応じて一式工事の完成工事高に振り替えることができます。 

 

土木

一式

とび・土工・コンクリート、石、タイル・れんが・ブロック、鋼構造物、

舗装、しゅんせつ、鉄筋、水道施設、解体、他土木工事業に関する工事

建築

一式

大工、左官、とび・土工・コンクリート、屋根、タイル・れんが・ブロック、鋼構造物、鉄筋、板金、ガラス、塗装、防水、内装、建具、解体、他建築工事業に関する工事

※矢印の方向に向かってのみ、振り替えることができます。

 

専門工事の許可がある業種について、審査を受けなければ、その建設工事の性質に応じて振り替えることができます。

とび・土工・

コンクリート

石、造園                        
電気 電気通信
水道施設
内装 建具
屋根 板金

3.消費税課税事業者は消費税及び地方消費税相当額を除いた額で記入して下さい。消費税免税事業者は、消費税及び地方消費税相当額を含めた額で記入して下さい。

4.委託契約等の取扱いについて

 経営事項審査において完成工事高として認められるのは、建設工事に該当ずるものです。なお、委託契約等については次の通り取り扱います。

  • 道路の維持修繕その他の委託契約について、業務内容が補修工事を伴うものや、樹木、芝生、草花等を育成するために、土壌改良や支柱の設置等を伴うものは、施工証明書、仕様書、工事台帳の原価等の資料により内容が合確認できる場合、完成工事高として計上できます。
  • 電気設備等の保守点検業務委託や河川の除草工事(委託)、選挙ポスター掲示場の設置・撤去等、業務内容が役務の提供であるものは、契約形態にかかわらず、兼業事業売上高として計上して下さい。

経営事項審査の料金

明細 金額
宮本誠司行政書士事務所報酬額  150,000円(税別)
経営状況分析申請手数料 9,800円
経営規模等評価申請料(1業種) 11,000円
実費(各種証明書) 数千円

※上記の報酬額は、事業年度終了届経営状況分析申請経営規模等評価申請一式の料金です。